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ゆづか正成が、 つれづれなるままに、 ぼそぼそ言ってみるブログです。
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正月用のトップ絵ですが、
自キャラを描くのは大変恥ずかしいのですが、
あまりない機会でもありますから
コスプレさせてみました。

アルが持っているほうが大鼓(おおつづみ)
フレッドの方が小鼓(こつづみ)です。

大鼓小鼓は対となっている楽器でもあり、
例えばを表すと聞いたことがあるので、
昇る辰とセットっぽくて良いかなと思い描きました。
もうちょっと私の画力が伴えばいいんですけどねぇ; ;


ちなみに、この大鼓のほうに関しては、
私、ちょっとした変な思い出があります。

大学時代、能楽部に所属していたこともあって、
仕舞、謡曲に加えて、
大鼓も2年ほど、習っておりました。

は、木(など)でできた胴に
皮を張り、そこを叩いて音を出す楽器ですが、
大鼓の場合は牛の背中の皮を伸ばして使います。
これがもー、とんでもなく硬いもので、
実際「ポン」という小鼓の音に対して、
大鼓は「カーン」という鋭い音がします。

どれくらい硬いかというと、
10回も叩くと痛くて指の感覚が麻痺するくらいΣ(´Д`;) 
和紙を固めた防具的なものをはめることもありますが、
やっぱり素手のほうが良い音がするんですよね。

で、です。
部の発表会的なもので、
大鼓を打ったときのことですよ。

先程のとおり、
指の感覚は開始早々なくなってしまうので、
私はただただ、自分の失敗したところとかばかりが気になって、
終わった時も「先生~いっぱい間違えちゃいました~」
なんて言いながら袖に帰ったのですが、
すると先生が「いいから手を拭きなさい!」
アワアワしておっしゃるので、初めて気付いて手を見ると
ぎゃーーー!!Σヾ(゚Д゚)ノ
なんと手の皮膚が割れて血がだらだら出ているではないですか!

どうも曲の途中に、皮の硬さに手が負けて出血し、
そのまま私自身は気付かずに
鼓の皮を血染めにしながら打ち続けていたらしいのです・ω・;

友人曰く、私がぴくとも表情を変えないものだから
(だって感覚ないもん)
逆に相当不気味で怖かったそうです・・・。
どうりで皆さん、怪訝な顔してると思ってた。
間違えたのがばれたのかと思ってたw


と、そんなことを思い出したりしてました。

皆さんも、あまり機会はないと思いますが、
もしチャンスがあったら
あの硬さを実感してみてください(!?)
超痛いのですが、
良い音が出たときの響きが素晴らしく、
意外とクセになります(笑)

ちなみに、
小鼓歌舞伎で使われるものと同じなのですが、
大鼓歌舞伎能楽と、それぞれ違うもので、
確か、能楽大鼓の皮をつくっておられる家は
もう日本で2件ぐらいしかないと聞いた覚えが・・・!
大変なレアな技術によって支えられている楽器なんですね(`・ω・´)
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phot by Anghel * icon by ひまわりの小部屋
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